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比较文学专业讲座

间:420日(星期六)下午330—

点:新斋304 (有中文翻译)

主讲人:上垣外憲一教授

主持人:王中忱教授

講演の題目:胜海舟的中国观

「勝海舟の中国観」

勝海舟は日清戦争の終わった段階で、中国を高く評価する言説を記者のインタビューに答える形で次々に発表し、それは当時の新聞読者の人気を得て、勝海舟の語録である「氷川清話」に収めれている。勝は伊藤博文や陸奥宗光の下関講和交渉の態度を厳しく批判し、逆に中国の李鴻章の外交手腕を高く評価していた。

また、彼の発言には百年以上たった今日でも、通用する内容があって、勝海舟の歴史と外交に対する洞察力に驚かされる。日清戦争の直後に勝は中国について、「実に中国は人民の国である」

と言っている。つまり中国は皇帝の持ち物ではなくして、本当の主人は人民であるというのである。勝の中国観は近代日本人の持ち得た最も優れた中国への洞察であった。

上垣外憲一(かみがいとけんいち、194853-

日本の比較文学文化学者。古代からの日本と朝鮮半島との関係史などの論考が多い。1972東京大学教養学科ドイツ分科卒業、1977同大学院比較文学比較文化博士課程中退、東洋大学文学部講師(ドイツ語)、1980助教授、1987国際日本文化研究センター助教授、96年教授;帝塚山学院大学文学部教授(同副学長)大手前大学教授を歴任

雨森芳洲』で、1990年にサントリー学芸賞(社会風俗部門)を受賞。『半井桃水の朝鮮観』で、1996年に博士号(東京大学)。